養成機関で勉強する

航空機の操縦士になるには、専門の機関で勉強し、ライセンスを取得するのが近道の一つです。それには、航空大学校に入学し勉強する方法があります。航空大学校は、日本にある唯一の、公的とされるエアラインパイロットの養成機関です。入学試験が年に1回行われており、一次試験から三次試験まで用意されていて、合格した人だけが試験を進めていけます。基本的に航空大学校は全寮制となっていて、2人1部屋で生活をするのです。外出なども可能ではあるものの、パイロットを目指す人として、自覚のある生活が基本的に求められるでしょう。

航空大学校は、国土交通省の管轄である事から、学費が一般的な学校に比べ安い傾向にあります。また、民間が行っているフライトスクールにてライセンスを取ろうとするよりも学費が安いのが特長です。一般的な大学とは違うため、大学卒業の証である学士を取る事が出来ませんが、卒業生徒の9割近くが航空会社への就職に成功しているという調査結果が出ています。大手の航空会社などを通して、全体の4割近くが航空大学校の卒業生とも言われているのです。操縦士を目指している方はまず、就職率の高い航空大学校を目指してみると良いのではないでしょうか。

操縦士になるのに必要な事

航空機を扱う操縦士、いわゆるパイロットになるには、試験に合格する必要があります。一口に操縦士と言いましても様々で、航空機を扱えるようになる資格は「定期運送用操縦士」「事業用操縦士」「自家用操縦士」の三種類があります。中でも航空会社のパイロットとなるのが定期運送用操縦士で、事業用操縦士は消防や警察のパイロット、そして自家用操縦士は個人で楽しめる航空機の操縦が出来るようになる資格です。

大きな飛行機を操縦したいイメージがある方は、定期運送用操縦士が適した資格と言えるのではないでしょうか。そのようなパイロットになるためには、大学新卒者であったり、大学院修士課程修了予定者であったりするのが資格として必要です。中には、高卒でも応募する事が可能な航空会社もみられます。航空の大学行に入るには、大学2年修了のものなどが応募に必要な資格です。

自社養成あるいは航空大学校で勉強する一方で、自分で勉強をし、ライセンスを取得する事も可能です。新卒などとは違う採用枠による受験となりますし、航空会社全てで実施されている訳ではないため、前もって確認しておく必要があります。パイロットになるためには、専門とする勉強や訓練を受けていかなければなりません。

飛行機の操縦士を目指す

飛行機の操縦士になるにはまず、副操縦士になる必要があります。当サイトでは、操縦士になるための流れや詳細について紹介しています。飛行機の操縦士、すなわち機長になるには副操縦士を目指す必要があるのです。航空法により、航空機は2人の操縦士が必要となっていて、機長になるためには、経験を積むために、時々操縦をしたり、機長の補佐を行ったりします。自分がメインの操縦士となって働くためには、事業用操縦士の資格を取ることが必要で、資格取得には平均でも5年かかると言われています。

副操縦士になるには、訓練士として様々な基礎的な訓練が行われ、実技だけではなく、座学での勉強も少なくありません。事業用操縦士は国家資格で、航空力学のほか、気象などの勉強も必要です。勉強のほか、飛行訓練も操縦士になるには欠かせません。単発機と双発機によって実地訓練もされます。基礎訓練が修了すると、副操縦士への昇格訓練にて、フライトシミュレータを仕様した訓練、大型機を使用する訓練などが行われます。操縦するための技術はもちろん必要となりますが、航空機が故障したり、エンジントラブルが起こったりした時の対処方法など、いざという時の知識も欠かせません。操縦士になる訓練を始めてから、最終的に機長になるまでには15年ほどの歳月がかかります。始めるのが早ければ早いほど若くして機長を務められ、早い人ですと30代のうちに機長になる方も決して少なくないようです。